バレエ・リュス ♪ピカソの三角帽子


新国立美術館で開催中の

バレエ・リュスのコスチューム展に行ってきました。

 

20140814_113657-1_resized

これ、全く古さを感じない、モダン!の一言に尽きます。

色、素材、装飾etc.

どれをとっても、今のコレクションに並んでいてもおかしくない

そして、着たい!と思えるかわいいデザインがあふれていました。

 

 

ところで、バレエ・リュスは、1900年代初頭から

パリを中心に活躍したロシアバレエ団のこと。

 

この活動のすごいところは、

当時の音楽、舞踏、絵画といった芸術分野で

第一線で活躍するアーティストたちのコラボレーション。

 

たとえば、ピカソ、シャネル、ドビュッシー、サティなどなどが、

バレエ音楽や舞台芸術・衣装などを手掛けていて、

それが斬新!

 

 

、、、で、そもそも私がこの展覧会へ行った目的は、

ピアノの課題曲のインスピレーションを得るためです。

 

これから弾くのが、このバレエ・リュスが1919年に初演した

「三角帽子」。これは、音楽がスペインの作曲家ファリャ、

そして舞台・衣装担当がピカソというもの。

 

普通に楽譜だけを眺めていても、

行ったことも聴いたこともない未知の世界。

全くイメージが湧きません~

 

お話は、スペインが舞台で、

粉屋と女房、そして女房に横恋慕する代官を軸に

展開するコメディで、舞曲が満載です。

 

会場の隅っこの小さなモニターで

丁度最近のオペラ座公演時にのDVDが流れていました!

 

ピアノで弾くのは、スペイン舞曲の「ファルーカ」なるもの。

 

女性が踊るフラメンコしかイメージできない私としては、

どんなシーンでどんな踊りなのか興味深々。

 

実際に、見てみると、舞台も衣装も

全体的に意外とパステル調でシックです。

 

キャプチャ

 オペラ座公演の当時のパンフレット。

表紙はピカソです。

 

肝心のファルーカですが、粉屋(男性)が踊るのだけれど

単に激しいだけでなく、エレガントで美しさのある踊り。

そして、終盤に向かって、

どんどんキレがよくなり、踊り手も見ている人々も

取りつかれていく感じ、緊張感!

たかが2-3分なのですが、すごく引き込まれます。

 

 

さ~この血の濃いスペイン人の踊り、

ローカルに染みついた独特のリズム感や哀愁を

ピアノ一つでどう表現するのか、、、、、

 

依然、難題ではありますが、

でも、ひょんなことがきっかけで、

すばらしい総合芸術に出会えて

予想の10倍は楽しめました!

 

期間中のコラボドリンクなるものを

飲むのを忘れたのが心残り、、、。